あなたは、暑中見舞いを出しますか?
最近、暑中見舞いを受け取りましたか?
昨年、日本郵便が夏の挨拶状用のはがき、「かもめーる」の販売を終了しました。
けれど、私は今年も暑中見舞いの写真を撮影しました。
もちろん、はがきで暑中見舞いを出すためにです。
一人一台スマホを持つことが当たり前のこのご時世、相も変わらず紙で挨拶状を出しています。
今回は、なぜ私が暑中見舞いはがきを毎年出すのかについて、お話したいと思います。
暑中見舞いを出さない時代だからこそ暑中見舞いを出す
私が暑中見舞いを出し続けている理由は、他の人が紙ベースの暑中見舞いを出さなくなったから。
昔は、季節の挨拶状を出す人も多かったですよね。
ところが近年は、年始の挨拶である年賀状すら出さない人が増えました。
新年の挨拶は、メールやラインで済ませる。
ネットを使う方が、もっと複雑な情報を載せることが出来る。
年賀状を書くのは面倒だ。
年賀状を出さなくなった理由も、様々ありますよね。
もっと複雑な事情だって、あるかもしれません。
だから、出さないと決めたこと自体には、何の問題もない。
でも、出す人が減れば減るほど、出した季節の挨拶状は目立ちます。
ものすごく、目立ちます。
あなたは、昨年暑中見舞いを何通受け取りましたか?
年賀状は今も相当数の人が複数枚受け取っているでしょうが、暑中見舞いはそうではない。
郵便局が、発行を辞めるくらいですから。
そんな中、ふと届く夏の挨拶状。
受け取った人は、きっと目を止めてくれるはずです。
皆が出さなくなったということは、それだけ出した暑中見舞いが目立つということです。
暑中見舞いを見てもらいたい理由がある
私が暑中見舞いを出す人というのは、当然ながら今までに商品を購入していただいたお客様です。
そして、お客様に暑中見舞いを見てもらいたくて、目立つように紙ベースの挨拶状を送り続けています。
サマーセールやフェアを行う訳ではありませんよ。
そのようなお知らせ、今まで一度たりとも送ったことはありません。
暑中見舞いを見てもらいたい理由は、私のこと、宝石商のことを思い出し、昔買ったジュエリーを今一度見て欲しいからです。
ジュエリーを見て、メンテナンスすることを意識して欲しいから。
別に、ジュエリーは夏にメンテナンスを行わなくてはいけない、という訳ではありません。
ちゃんとした品質のジュエリーなら、数年ほったらかしても、問題ないこともあります。
ただ、多くのジュエリーは、仕舞いこんだまま日の目を見ていません。
大切な日に着けよう、お出かけの日に着けよう。
そう思って、大事に大事に仕舞われています。
そしていざ着けようとすると、サイズが合わなかったり、くすんでいたり。
そうなる前に、半年に一度くらいは、自分の手元にあるジュエリーをじっくり見ていただきたいんです。
書面の挨拶状は温かい
もちろん、ジュエリーを見て欲しいという意味以外にも、暑中見舞いを出す理由はあります。
それは、ハガキでの挨拶状にぬくもりを感じるからです。
紙で受け取る挨拶状は、それ自体が温かみがあると思いませんか?
アナログなツールは、数値化できるデジタル情報よりも、思いが込められているように感じる。
もちろん、ネットを否定するわけじゃありません。
現に私は、今こうしてブログを書いているくらいですから。
でも、いつも使っているPCやスマホに届く言葉よりも、紙に書かれた言葉の方が記憶に残る。
更に手書きで一言添えれば、それだけで特別な感じがしますよね。
暑中見舞いを出すことなんて、たいした労力じゃないです。
可愛い絵柄のものを買ってくるのもいいし、ネットプリントを頼むのもいい。
デジタルが日常を完全に支配している今だからこそ、半年に一度くらいはアナログな挨拶を行ってみる。
私は、そんな温かみある暑中見舞いが復権して欲しいな、と思っています。
暑中見舞いはお早めに
もしあなたが、「私も暑中見舞いを出してみたい」と感じたなら、どうぞ早めの行動をしてください。
暑中見舞いは、梅雨明けから立秋までに届けるものです。
今年であれば、間もなく開ける梅雨~8月7日まで。
それ以降に出すのであれば、残暑見舞いになります。
残暑見舞いも、8月中に届けるのが一般的ですね。
全然「残りの暑さ」ではありませんが。
暑中見舞いを手配する場合は、どうぞお早めに。
(参考)ネットで暑中見舞いを印刷してくれるサイト
ネットでは、様々なサイトで暑中見舞いの印刷をしてもらえます。
私の場合は、自分で撮影したジュエリー写真に、自分で文字入れしているので、基本的には写真印刷のプロに依頼します。
毎年お世話になるのは、カメラのキタムラさんですね。
カメラのキタムラさんでは、オリジナルデザイン以外にも様々な暑中見舞いを作れます。
デザイン暑中見舞いの印刷や、フレーム付きの写真ハガキなど、用途や好みに合わせることが出来ますよ。
もちろん、カメラのキタムラさんだけが、暑中見舞いを印刷してくれるわけではありません。
他社では、期間限定の割引を行っていたり、より豊富なデザインから選ぶことも可能です。
面白い方法だなと思うのは、Cardboxさんの行うサービス。
郵便局で購入できる「絵入りはがき」に、自分の好きな文字を入れることが出来ます。
郵便局の「絵入りはがき」は、シンプルで素敵なのですが、何しろ白紙部分が多い。
自分で空白部に文字を印字したくても、位置をうまく合わせることは難しいですよね。
そんな時には、このサービスがとても便利です。
残念ながら、今年は売り切れてしまったようです。
来年、個人的に出す暑中見舞いは、このサービスを検討してみたいですね。
また、挨拶状ドットコムさんでは、カメラのキタムラさんと同じく、オリジナルデザインの印刷が可能です。
挨拶状ドットコムさんの印刷は、直接私製ハガキに印刷するのでマットな仕上がりになるようです。
カメラのキタムラさんの場合は、シール状の用紙に光沢印刷し、それをハガキに貼り付けた仕上がりになっています。
それぞれに特徴があるので、あなたの希望する暑中見舞いハガキがきっと見つかりますよ。
今年は暑中見舞い、出してみませんか?