早速、第2の検定に行きます。
一般社団法人日本ジュエリー協会が認定する、「ジュエリーコーディネーター検定3級」(JC3級)
ジュエリーに関する国内資格では、一番有名ではないでしょうか?
宝石関係の資格を取ろうとする人が、おそらく一番初めに取得を目指すのがこの検定なんだと思います。
………………持ってません。
業界従事して、もうすぐ20年。
いきなり取得しに行ったのがGIA・GGだったので、「JCはいいかなぁ」と思っていました。
そんな私がジュエリーコーディネーターを目指すきっかけとなったのは、先日受けた真珠検定。
なんと、JCを取得している人は、真珠検定JA試験料の割引キャンペーンがあったのです!(現在は、キャンペーンは終了しています)
人も企業も互いにあちこち繋がっているのは、ジュエリー業界ではよくあることです。
とても狭い業界ですので。
でもまさか、検定までとは思いもしませんでした。
- ジュエリーコーディネーター検定とは
- GIA・GGから見たジュエリーコーディネーター検定3級のレベル
- ジュエリーコーディネーター検定の受け方
- 受験者が語るジュエリーコーディネーターの勉強方法
- あと二か月!目指す人は頑張って勉強しましょう
- 【基本データ】
ジュエリーコーディネーター検定とは
ジュエリーコーディネーター検定とは、一般社団法人日本ジュエリー協会(Japan Jewellery Association/略称・JJA)が行う資格試験です。
3級から1級まであり、その試験内容はジュエリーの製作から販売・接客知識、宝石学の知識、コーディネートの知識など、とても幅広いのが特徴。
ジュエリーに関するほぼ全ての知識が問われる試験となっています。
そんなジュエリーコーディネーター検定を行う「一般社団法人日本ジュエリー協会」は、昭和63年に設立した業界団体。
先日紹介した真珠振興会も、日本ジュエリー協会の賛助会員なんです。
また同協会は、ジュエリーに関する様々な「ルール」の制定も行っています。
ジュエリーを販売する場合、基本的にはこのルールに従うことが良しとされています。
「宝石の定義・命名法」「真珠の定義・命名法」「ジュエリー及び貴金属製品の素材等の表示規定」などは、業界の人なら一度は目を通すべき資料です。
これら資料は、以下のサイトで無償ダウンロードが可能ですので、興味がある方は是非一度ご覧ください。
GIA・GGから見たジュエリーコーディネーター検定3級のレベル
では肝心のジュエリーコーディネーター検定3級の内容を、GIA・GGの視点から見てみたいと思います。
GIA・GGとは、いわゆる「宝石鑑定士」の資格。
各宝石を鑑別したり、ダイヤモンドの4Cを鑑定したりする、宝石鑑別・鑑定の知識を学ぶ資格です。
ですので、ジュエリーコーディネーター検定にある「販売の知識」「ジュエリー作成の知識」に関する内容は、(資格取得の上では)それほど重視されません。
私は、そんなGIA・GGの資格と、個人経営とはいえ約20年弱の職歴を併せ持っています。
このことを踏まえて。
今回、資格取得を目指すにあたり、まずは事前に過去テストを実際に解いてみました。
その結果は、90問中74問正解。
多少、販売に関する用語やカタカナ語で分からない部分はありましたが、まあ初めてにしては上々(と信じたい)ですよね。
出題傾向として。
宝石学に関する問題は、GGの知識の範囲内、それもあまり深い知識(例えば、鉱物の結晶構造とか)までは問われていなかったです。
そのため、問題もまあ大体分かりました。
対して、販売に関する知識は、間違いが目立ちました。
特に、クレーム対応の手順とか、お客様に商品を売る手順など、いわゆる店舗マニュアルに載ってそうな内容は苦手なのだと分かりました。
言い訳がましいですが、私は個人経営ですので、そういった店舗マニュアル的なものは見たことがありません。
商品売る手順なんて、お客様ごとに対応は変わりますしね。
とりあえず、私が重点的に勉強しないといけないのは、販売に関する知識のようです。
ジュエリーコーディネーター検定の受け方
では、ジュエリーコーディネーター検定の受け方について、見ていきましょう。
ジュエリーコーディネーター検定は、年に1回。(3級のみ2回)
次回の試験日は、2022年8月3日。
なんと、本番までもう2か月もありません。
受けたい人は、早めの申し込みが必要です。
出願は、ジュエリー協会のHPから申し込むか、指定の書店等で願書(試験費用の振込書です)を貰ってきて、お金を振り込むことで申し込むことが出来ます。
また、日本ジュエリー協会に郵便で申し込むことも出来ます。
(ただし、郵便申し込みは2022年6月10日必着ですので、もう間に合わないかもしれません)
ちなみに。
色々な事情により、私はまだ申し込んでいません。
申し込み締め切りは、6月17日!
受験希望の方は、早めに申し込みましょう!
私もね!
受験者が語るジュエリーコーディネーターの勉強方法
ジュエリーコーディネーター検定3級の出題範囲は、明確に決まっています。
「第20刷 ジュエリーコーディネーター検定3級」テキストから。
ここ以外から問題が出ることはない、ようです。
そのため、試験勉強はこの一冊をひたすら勉強することに尽きます。
極端なことを言えば、「第20刷 ジュエリーコーディネーター検定3級」を一冊丸暗記すれば良いのです。
ちなみに。
「第20刷 ジュエリーコーディネーター検定3級」は、約260ページほどのテキストで、全5章からなるジュエリー基礎学習本です。
テキストサイズはB5。そこそこ細かい字が並んでいます。
まあ、暗記できない量ではないですよねぇ。
……………………………………
……………………………
……………………
……………
ええ、もちろん全部暗記は無理です。
特に、ある程度年を重ねると、物は覚えにくくなるものです。
そこで、私はとりあえず前から順にノートにまとめることにしました。
主に知っている内容なので、知らない部分や忘れてる部分を中心に、ひたすら書きまくる。
書けば頭に入るかどうかは分かりません。
ただ、ノートにまとめれば、内容をよりきちんと理解できるのでは?と感じています。
あと二か月!目指す人は頑張って勉強しましょう
ノートにまとめだして、約1週間。
現在、第二章まで終了しました。
今日も空き時間を縫って、コツコツとノート作成。
本番まで約2か月。
このまま、頑張って勉強を進めていきたいと思います。
受験を考えている方、または既に申し込んだ方。
絶対合格できるように、頑張って勉強していきましょうね!
その前に、私はまずは申し込みからです。
締め切りは、2022年6月17日!
申し込み忘れにも、ご注意ください。
【基本データ】
ジュエリーコーディネーター検定
試験費用:9,000円資格登録料:19,000円/3年間
試験場所:東京・大阪・名古屋・福岡・仙台(試験会場は受験票に)
申込期間:2022/5/6~6/17
試験日:2022/8/3
試験資格:日本国内に連絡可能な住所があること
結果発表:2022/9/9予定
出題範囲:(2022年8月試験)2016年7月発行「第20刷 ジュエリーコーディネーター検定3級」テキストより
難易度:簡単だと信じたい
試験形式:マークシート式
試験時間:2時間
合格ライン:70%くらい
次ランク:ジュエリーコーディネーター検定2級