今年の目標を宣言して、早2か月が経とうとしています。
ジュエリーコーディネーター検定2級
勉強が進んでいるかどうかはさておき、まずはジュエリーコーディネーター検定2級の基礎情報から確認しておきましょう。
その前に。
今現在2級を目指している方、または今後2級を目指そうと考えている方へ。
私は、あと半年後にジュエリーコーディネーター検定2級を受験する予定の、リアルな受験者です。
ここで発信している私の勉強方法は、正しい箇所も間違っている箇所もあると思います。
更に言うなら、有益な勉強方法を発信できているかどうかもわかりません。
一つ言えるのは、このブログを書いている今この瞬間も、私はあなたと同じ「ジュエリーコーディネーター2級を目指す人」であるということ。
また、私が紹介するのは、完全独学の手探り受験勉強です。
半年後に合格するかどうかなんて、今の段階では全く分かりません。
なので、ここではドキュメンタリー的に資格取得の道のりを発信しています。
この記事が、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しく思います。
ジュエリーコーディネーター2級・基礎情報
まずは、基本的な内容を。
第25回 ジュエリーコーディネーター検定 2級試験 | |
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試験日 | 2023年8月2日(水) |
試験会場 | 東京・大阪・名古屋・福岡 |
受験申込開始日 |
5月1日(月)から |
受験資格 | ジュエリーコーディネーター3級資格登録者 |
受験料 | 3科目:13,000円 2科目:10,000円 1科目:5,000円 |
資格登録料 | 19,000円(登録事務費4,000円+登録管理費5,000円×3年、非課税) |
出題範囲 | ジュエリーコーディネーター2級テキスト 第4版第2刷 |
上記の内容には、いくつか注意点があります。
間違えれば受験資格がなくなる場合もあるので、しっかりと確認しておきましょう。
受験資格があるのは「資格登録者」
まず一つ目は、受験資格について。
ジュエリーコーディネーター2級は、3級の資格登録をした人だけが受けることができます。
3級合格者、ではありません。
ジュエリーコーディネーター3級は、合格すると資格登録のための手続きを求められます。
これに登録しないと、合格してもジュエリーコーディネーターを名乗れませんし、2級受験資格もありません。
また、ジュエリーコーディネーターの資格は3年で更新の必要があります。
例えば、去年3級の資格登録をした私の場合は、更新手続きをしなければ再来年には資格を失うことになります。
もちろん、資格失効者も受験資格はないので、2級を目指すためには3級からやり直す必要があります。
受験料の3科目・2科目・1科目って何?
ジュエリーコーディネーター2級は、試験科目が3科目あります。
試験は、各科目1時間。合計で、3時間の長丁場です。
合否は科目ごとに行われ、3科目全て合格したら、晴れてジュエリーコーディネーター2級合格となります。
つまり、1科目でも落としたら不合格なんですねー。
恐ろしいですねぇー。
ですが、ご安心ください。
合格した科目に関しては、3年間の有効期限が与えられます。
つまり、たとえ今年1科目or2科目落としても、来年再チャレンジのチャンスが与えられるのです。
再チャレンジの場合は、1科目5,000円。
要するに、2科目・1科目受験というのは、「もうすでに2級を受験した人の中で、落とした科目がある人」用の受験なんです。
初めて受験する人は、当然3科目受験ですよ。
3級の時に支払った資格登録料はどうなるの?
受験資格の項目で解説した、「資格登録」。
2級を受けるということは、あなたは当然、現在も資格登録料を支払っていますよね。
ジュエリーコーディネーターの資格登録は、3年更新。
でも登録更新年に、都合よく受験→合格とはなりません。
私も、もし今年めでたく合格できたとしたら、たった1年で次の登録更新をすることになります。
登録料は、19,000円(登録事務費4,000円+登録管理費5,000円×3年)。
これでは、何だか損した気分になりますよね。
ですが、ご安心ください。
登録期間中に、上級試験に合格した場合は、
登録事務費4,000円+(登録管理費5,000円×3年-登録開始以降の既払い分)
を納めることになります。
満額払う訳ではありませんので、安心して合格しましょう!
合格出来たら、の話ですけどね。
出題範囲と資格基準
ジュエリーコーディネーター2級の出題範囲は、「ジュエリーコーディネーター2級テキスト 第4版第2刷」以降のテキストからです。
テキスト購入はこちらから ↓
このサイトでテキスト購入して、内容を端から端まで丸暗記すれば合格だ~!!
………まあ上下巻あわせて、大体500ページ強くらいでしょうか。
私のように、記憶力だけでカバーできない場合は、頑張ってお勉強をしましょう。
ちなみに資格を取得できる人というのは、以下のような人物像の人だそうです。
ジュエリーコーディネーター2級
ジュエリーの歴史、市場、宝石学の基礎、素材、製造、商品及び販売に関する高度な専門知識とファッション及びコーディネートの基礎知識をもち、消費者その他に対し提案、コンサルタント販売、在庫の効率化、人材育成、指導及び店舗運営の補佐ができる。
宝石に関する一通りを理解し、提案販売、更には後進の教育も出来る人、という感じでしょうか。
そんな人になれるように、今日も勉強に励みたいと思います。
ジュエリーコーディネーター2級の合格率は高い?低い?
ジュエリーコーディネーター資格所有者には、年数回機関誌が送られてきます。
その機関誌で、昨年の試験合格者数が発表されていました。
第24回ジュエリーコーディネーター検定2級
受験者数 …… 277名
合格者数 …… 182名
(ジュエリーコーディネーター機関誌より)
単純に計算すれば、合格率は約66%。
半分以上の人が合格しています。
この数字は高いのか低いのか?
私は、合格率はそんなに高いとは思いません。
なぜなら、分母となっている「受験者数」に数えられている人は、皆さんかなり本気度が高い人だと推測できるからです。
先程も紹介した通り、ジュエリーコーディネーター2級というのは、3級合格者の中でも資格登録者だけが受けられるテストです。
つまり皆さん、少なくとも1度は協会にお金を払って3級資格を登録しています。
ただ自分のジュエリー知識を試すためだけにジュエリーコーディネーター3級を受けたのであれば、資格登録せずにそこで終了。
実際に、3級合格後に登録せずに終わる人も多くいると聞きます。
それをわざわざ3年間の資格登録をしたということは、登録者は「ジュエリーコーディネーターの資格を持っていたいと判断した人」ということですよね。
ところが、ジュエリー業界にいる人間からすれば、ジュエリーコーディネーター3級は、そこまで「凄い資格だ」とは思いません。
業界で働く上で、最低限知っておくべき知識だという印象です。
嫌な言い方ですが、ジュエリーコーディネーターの資格が武器になるのは、2級以上だと感じています。
(ジュエリーコーディネーター2級さえあれば、業界渡り歩ける武器となる、という訳じゃありませんが)
だから、「資格登録までしておいて、3級どまりで居続ける人は少ないのではないかな?」と推測できるのです。
だから今回の277名も、より本気で勉強してきた人が集まっているはず。
このように考えると、合格率66%は決して高くはないと思うのです。
まあ、たとえ合格率が何%であっても、自分が合格出来なければ意味はありませんけどね。
目指せジュエリーコーディネーター2級!
ジュエリーコーディネーター2級の基本情報をまとめみました。
試験に関する詳細は、JJAホームページにも掲載されています。
(注意:2023年2月現在は、HP上では3月に実施される3級試験の概要しか掲載がありません。
2級・1級の詳細については、3月の試験以降に発表されると思われます)
また、ジュエリーコーディネーター試験は時々基本情報に変更があるようです。
例えば来月行われる3級試験では、試験時間が120分から90分に変更されました。
2級の場合は、出題範囲などもまだ発表前ですので、受験を予定している人は是非JJAのHPを随時チェックしてみて下さい。
…………もしも。
もしも、ですよ。
次回テストから出題範囲が変更されたり、科目が追加されたりしたら、ものすごく焦るだろうなぁ。
次回から、2級は記述形式と論文形式の試験に変更!とか言われたらどうしようか。
そんなことは無いと信じているけれど(小心者)