ようやく、有料記事に着手することになりました。
有料記事では、私の知識や経験、考えている事など、もっと専門性高く、もっと偏見に満ちた(?)個人的見解などを掲載していきたいと考えています。
そこで、改めて自己紹介を。
私は、
- GIA・GG
- ジュエリーコーディネーター2級
- 真珠検定SA
の資格を持っています。
そして、日本の真珠養殖の始まりの頃から今に至るまで業界と関わり続けている、ちょっと変わった家に生まれた者です。
要するに、我が家の代々の家業は真珠に関連する仕事なんです。
また、私自身の業界歴は間もなく20年を迎えます。
今まで、ジュエリーネット販売の会社に勤めたこともあれば、国内のいわゆるA鑑と呼ばれる鑑定・鑑別会社で技術者として働いたこともあります。
現在は「宝石商」という肩書ですが、それでは怪しいので「真珠屋」と名乗ってます。
……どちらも、怪しさは同じですが。
そんな私が、これからいろんな宝石の話を私情を交えて語りたいと思います。
有料にする理由はただ一つ。
誰でも自由に読める状態にはしたくなかったから。
ここで語る内容は、読む人によっては有益な内容かもしれません。ですが、中には読むことで不利益(「そんな内容、知りたくなかった!」という意味で)を被る人がいるかもしれません。
だからこそ、有料にしました。
「見たくないと思う人の目には触れないようにする」、これが記事を有料にする理由です。
ここから先、結構深い内容を書きますので、どうぞ、「読みたい」「知りたい」と思った方だけお進みください。
最後に。
当然のことですが、この先の有料記事の内容は、他所での転用・転載禁止です。
引用はしても構わないのですが、できればして欲しくないです。
恥ずかしいです。恥ずかしいから、有料にしたのです。
何卒、ご了承ください。察してください。
……ただ、恥ずかしいです。
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第一回は、真珠屋が、花珠について語ろうと思います。
そもそも、花珠真珠に関して、私は「業界は本当に馬鹿な事しているな」と考えています。
真珠は、ダイヤモンドのようにルールを作って鑑定できるような商品ではありません。
第一、ダイヤモンド鑑定書も、本来はお客様に見せるために作られたものではないのだ、ということをご存知ですか?