お金をかけずに撮影するジュエリー写真

家にあるモノを駆使して美しい写真を撮影しよう!

当ブログはプロモーションが含まれています

【ジュエリー本No.27】フリマで買ったら3億のダイヤだった!?ジュエリーの正しい処分方法

今回は、本じゃなくてネット記事の話題です。

 

先日、こんなニュースが掲載されていました。

 

www.bbc.com

 

似たようなニュースは、数年に一度は聞きます。

蚤の市で安く買ったけど、実はとんでもないジュエリーだった。

オークションにかけたら、数億の値段が付いた。

何とも夢のある話ですよね。

 

まあ、実際に我が身に降りかかることはありませんが。

 

このニュースを見て、フリーマーケットに足を運んだり、ネットのフリマサイトを漁ったりしようと思いましたか?

残念ですが、こんなとてつもない掘り出し物に出合える可能性は限りなく0です。

 

でもね。

このニュースは、1つ「ジュエリーに関して気をつけたいこと」を教えてくれています。

 

 

ジュエリーをどのように廃棄しますか?

 

f:id:himmelan:20210115164813j:plain

 

意外かもしれませんが、ジュエリーって処分の方法が浸透していないです。

「私はお金持ちじゃないし、ジュエリーを捨てるほど持ってない!」

そう言う人ほど、処分方法を間違っています。

 

そもそも、ジュエリーはきちんと手入れすれば何世代も使えるアイテム。

だから処分する方法なんて、浸透するはずもないんですよね。

元来、捨てるものじゃないから。

 

だからこそ、いざ手放すときにうっかり「〇億のダイヤモンド」をフリマに出してしまう。

ではどのように処分すればいいのでしょうか?

 

「安易に捨てない」が基本

 

f:id:himmelan:20200519160235j:plain

 

元も子もありませんが、本当にこれに尽きます。

ジュエリーは安易に捨てないこと。

 

ジュエリー処分の話なのに、矛盾しているでしょう?

でも、安易に捨ててはいけない理由がちゃんとあるんです。

 

そもそもまだ使えるものを捨てるのは勿体ない

部品が壊れてしまったジュエリー。

汚れがひどくて美しくなくなったジュエリー。

あなたは、こういったジュエリーを捨てようと思いますか?

でも実は、修理や磨き直しで十分に今でも使えるジュエリーは沢山あります。

 

では、デザインが古くて使わなくなったジュエリーは?

これもあなたの心ひとつです。

その「古い」と感じたジュエリーは、次の世代にとっては「新しい」ジュエリーかもしれません。

そのまた次の世代になれば、「ヴィンテージ」や「アンティーク」という新たな価値が付くかもしれません。

 

どれもこれも、まだまだ使える逸品ばかりなんです。

 

金やプラチナは現金になります

安易に捨ててはいけない理由の二つ目は、貴金属の問題です。

ジュエリーには、貴金属が付いている場合が多いです。

 

ニュースなどで、貴金属高騰の話題を聞いたことはありませんか?

そう。ジュエリーに使われている貴金属の価格は、近年高騰しているんです。

 

でも、ここで出てくる問題が、「これは本物の貴金属なの?」という疑問ですよね。

いいんです。真贋なんて見分けなくても、いいんです。

 

とにかく金属部分は、手元に残すこと。

だって自分で真贋を見分けた結果が間違いだったら、諦めがつきますか?

1g何千円にもなるんですよ?

 

一番は専門家に見てもらうこと

 

f:id:himmelan:20200519160445j:plain

 

どうしても処分したいジュエリーがあるなら、専門家へ相談するのが一番です。

つまり、あなたが信頼できる宝石屋さんに捨て方を聞くんです。

 

本来のちゃんとした宝石屋さんなら、あなたの相談に親身に応えてくれます。

捨てるのなら、貴金属や付いている宝石の買取を行う。

残すなら、修理やクリーニングを行う。

他にも色々アドバイスを貰えるでしょう。

 

ただこの時忘れてはいけないのは、最終的な判断はあなたが行うことです。

決定権は、必ずあなたが持つこと。

本当に廃棄するかどうか、専門家の話を踏まえた上で判断しましょう。

 

ちなみに。

一見のお店で宝石の処分方法を聞いたり、電話で回っているリサイクル業者に聞くのはダメですよ。

無理やりリフォームの話に持って行かれたり、強引に買い取られる可能性もあります。

処分方法を聞くのは、あくまでもあなたが信頼できる宝石屋さんです。

 

とはいえ、今のご時世、「信頼できる宝石屋さん」がどんどん減っているんですけどね。