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【ジュエリー本No.34】あなたの家の近くにも宝石が⁉鉱物採集のススメ

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今回は、宝石を採りに行くための手引書をご紹介します。

「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」

 

 

この本は、河原や海辺など、身近な場所で見つかる鉱物について紹介している本です。

なんと、続編もあります。

「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑2」

 

 

前・後編の小説じゃないのに、2冊同時に読んでしまいました。

 

 

身近に潜む宝石たちを紹介している

 

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皆さんは、宝石はどのような場所から採取されているか、ご存知ですか?

山奥の鉱山?

海外の秘境?

 

まあ、ほとんどそれが正解なのですが、実は私たちの身近な場所でも宝石を発見することが出来ます

それは、私たちの家のそばにある川や海など。

 

ただし、ジュエリーになるようなサイズの宝石ではないですよ。

(稀にジュエリーサイズもあるけれど)

砂礫の中をよく見ると、水晶とかガーネットとか、そういった宝石が潜んでいるんです。

 

jewelry-foto.hatenablog.com

 

正に、この漫画にある世界。

この「瑠璃の宝石」に心惹かれたなら、次に手を付けるのは「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」です。

 

実際にどこで何が採れるかを紹介

 

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「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」では、どんな宝石が河原などで採集できるのかを紹介しています。

そして、一体どうして河原に宝石があるのかや、河原に宝石を探しに行く際の注意事項など、基本的な鉱物採集の知識について書かれた本です。

 

でもこの本の一番の注目点は、それらの知識ではありません。

実際に各都道府県のどこの川で何の宝石が見つかるか、紹介しているんです!

 

北海道の〇〇川で砂金が見つかるとか、奈良の〇〇川でサファイアが見つかるとか、愛媛の〇〇川でガーネットが見つかるとか………

とにかく、全国各地の様々な川が紹介されています。

 

読めば、あなたの周囲にある川の名前も出てくるかもしれません。

普段何気なく通っていた川だけど、実は宝石が流れている。

なんだかロマン溢れる話だと思いませんか?

 

2巻は川の紹介がメイン

 

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「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」は、紹介した通り次巻のある本です。

けれど、2冊目は鉱物採集のより深い知識が書かれている訳ではありません。

むしろ、1冊目と同じような内容が、より簡潔に記載されているだけ。

 

2冊目のメインは、宝石が見つかる川の紹介。

ほぼ1冊、日本全国の鉱物が見つかる川や海について紹介されています。

沢山の川の名前を見ていたら、私も「どれか一か所くらい探しに行こうかな」と本気で画策してしまいました。

 

「作者は絶対にそばが好き」私はそう確信しました

 

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「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」では、各地の解説に混ざって作者のコラムが付いています。

 

そのコラムの中で特に多いのが、各地の道の駅紹介

あの道の駅はカレーがおいしいとか、この道の駅は特産を使った様々なおいしいものが売っているとか。

あと、あそこの道の駅は有名な手打ち蕎麦があるとか、この道の駅は名水があるし手打ち蕎麦がおいしいとか、そっちの道の駅では絶景を一望できるし蕎麦が食べれるとか。

 

…………うん。この作者、絶対に蕎麦好きだ。

 

コラム欄にやたらと「食べ物」の紹介が多いのも、「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」の魅力の1つです。

短い文章なのに、「ああ、この作者本当に現地で食べたんだな」と感じるんですよね。

 

私も、おいしいもの食べに 鉱物収集に行きたいな。

 

 

「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」

「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑2」

著者:柴山元彦

出版社:創元社