お金をかけずに撮影するジュエリー写真

家にあるモノを駆使して美しい写真を撮影しよう!

【刻印の世界No.3】金色のジュエリーに使う刻印

金のジュエリーというのは、多くがK18で出来ています。

アクセサリーでは、K14やK10、もしくはそれ以下の場合もありますね。

 

いずれにせよ、金色のリングの刻印は結構単純です。

 

 

金のリングの一番基本的な刻印

 

f:id:himmelan:20210505170646j:plain

 

この刻印が、金の一番基本的な刻印です。

18金ですね。

 

前回の銀色系リングの記事にも書きましたが、24金が純金です。

つまり18金とは、18/24が「金」という貴金属で出来た合金という意味になります。

 

また欧米などでは、金も千分率で表記します。

18金を使ったジュエリーを千分率に換算すると、

18÷24×1000=750

となるので、ジュエリーには750と打刻します。

 

ちなみに、金の千分率の刻印には、「K」の文字は付きません

単純に「750」と数字だけが刻印されています。

 

その他の金刻印

金色系のジュエリーの刻印には、もちろんK18以外にもいろいろあります。

 

まずは、金の純度が違う刻印たち。

  • K24 / 純金 / 999
  • K22
  • K14
  • K10
  • K9

古いジュエリーの中には、24金を漢字で「純金」と刻印しているものもあります。

ただし、純金は加工には適さない金属なので、純金製ジュエリーはあまり多くはありません。

そして前回解説したプラチナ同様に、純金やK24のジュエリーであっても、千分率では「999」が正しい刻印です。

 

もう一つ、金色系ジュエリーで忘れてはいけないものが、色味が違う金の刻印。

前回解説したホワイトゴールドや、赤みがかったピンクゴールドが代表的な色ですね。

 

ホワイトゴールドは、ほとんどの場合「WG」と刻印されています。

ピンクゴールド(やその他の色味の金)は、金の純度を表す刻印のみの場合が多いです。

もちろん、「PG」(Pink Goldの頭文字)と打刻されていることもありますよ。

 

ちなみに同じような色味のある金の中には、イエローゴールドという名称もあります。

イエローゴールドとは、割り金(合金にする際に混ぜる別の金属)である銀と銅の比率が4:6~6:4程度の金合金のことです。

この配分で合金にすると、黄色味がある金になります。

 

厳密にいうと、上記の配分で合金にした時にだけイエローゴールドと呼ぶのですが…………

まあ、一番上の写真のような、一般的なK18の金色のことだと思ってください。

 

金色と銀色が混ざったリング

 

f:id:himmelan:20210505170641j:plain

 

ジュエリーには、二種類の金属を使ったデザインのアイテムもよくあります。

いわゆる、コンビと呼ばれるデザインのジュエリーです。

 

コンビの場合も、当然すべての金属が何であるか、打刻します。

 

上の写真は、「K18」と「Pt900」の刻印が入ったリングです。

リング全体は金色ですが、写真左、リングが途中から銀色になっています。

この銀色の部分はプラチナ製という意味ですね。

 

もし銀色の部分がホワイトゴールドだったら、

  • K18YG K18WG
  • K18 YG/WG

のような刻印が入ります。

 

それぞれの刻印は、出来るだけその素材の部分に打刻することが望ましいです。

でもコンビのアイテムは、片方の金属の面積が極わずかで打刻スペースがない場合も多いので、並べて打刻していることの方が一般的かな。

 

金の刻印で視力検査

 

f:id:himmelan:20210505170635j:plain

 

主にK18の打刻が多い、金のリング。

ですが、同じK18でも刻印によって個性があります

 

上の写真は、ものすごく小さなK18刻印

おおよそですが、

f:id:himmelan:20210429162122j:plain

初めに紹介した↑この刻印と、同じくらいのサイズ感です。

 

打刻の際に、刻印上側に力が入ったのか、上部の方が深く太く打刻されていますね。

特に「K」の文字が、独特の形状になっていて面白いです。

 

通常の刻印は、ある程度なら肉眼で文字が読めます。

ところが、ここまで小さい刻印は、裸眼では結構つらい。

視力検査のつもりで、刻印を見てみるのもいいかもしれませんね。