今回撮影した写真は、こちらです。
暗闇での撮影です。二度目です。
そして、久々にホワイトワックスを使用しました。
当ブログでは、何故か人気の記事があります。
それがホワイトワックスでリングを立てる記事です。
なんでだろう?
「ホワイトワックス リング」と検索すると、この記事が検索順位トップに上がってきます。
あと「ホワイトワックス 撮影」でも、上位に入れてもらっています。
皆さん、ホワイトワックスの使い方を検索するのでしょうか?
この記事が参考になれば、幸いです。
今回は、そんなホワイトワックスに加えて、暗闇撮影も同時に行っています。
ちなみに、暗闇の取り扱いに関しては、こちらの記事をご覧ください。
この二つの撮影方法を組み合わせて、今日はダイヤモンドリングとその影の撮影を試みました。
- 使用した道具は、四つ切画用紙、ペンライト、スマホのライト、ホワイトワックス
- まずはホワイトワックスでリングを立てる
- 影を作ることは想像以上に難しい
- 【写真No.23】 K18 ダイヤモンドリング 完成
- 撮影商品&使用道具
使用した道具は、四つ切画用紙、ペンライト、スマホのライト、ホワイトワックス
まずは、撮影の様子をご覧ください。
既に暗闇状態での撮影なので、少々わかりにくいですが、上にはペンライトを、左側にはスマホ背面のライトを置いています。
今回は、上記の二種類の照明を利用しました。
一つはダイヤモンド用に、もう一つは影を生み出すように。
それぞれ役割が違う照明の使い分けが、今回の撮影のポイントです。
また背景に関しては、影がきれいに出るように、白画用紙を使用しています。
まずはホワイトワックスでリングを立てる
まず初めに行うのは、ホワイトワックスを使ってリングを立てることです。
6月になり、そろそろ室内温度も上がってきました。
でもまだエアコンに頼るには、早いようにも思いますよね。
そんなこの時期は、ホワイトワックスの取り扱いにも注意が必要です。
中途半端に室内温度が高いので、ホワイトワックスがちょっと緩いんです。
別に、ドロドロになるわけではありません。
ただ、冬の寒い時期やエアコンが効いた夏の室内よりも、若干柔らかくなっている気がする。
そんな環境では、上の写真のように、ホワイトワックスが指輪にへばりつき易くなっています。
へばりついたら後の掃除が大変なんです。
ホワイトワックスを綺麗に落として、もう一度綺麗に磨きなおさないといけない。
次回、ホワイトワックスを使うのであれば、エアコンが効いた室内で撮影するようにします。
はみ出したホワイトワックスの処理
ホワイトワックスでリングを立てると、どうしてもホワイトワックスがはみ出してしまいます。
↑赤丸の部分です。
ホワイトワックスがリングからはみ出しているのは、写真としては美しくありませんよね。
かといって、撮影前にはみ出したホワイトワックスを、ヘラや爪楊枝で取ると、今度はリングが立ちにくくなります。
私は、ホワイトワックスはかなり少なめに調整していますが、それでも多少ははみ出してしまう。
これ以上ホワイトワックスを取り除くことができないため、基本的には撮影後の画像加工で消しています。
ただし今回の写真は、リングのダイヤモンド部分に焦点を合わせている写真。
一見しただけでは、ホワイトワックスのはみ出しはほとんど気になりません。
リングの足元には「ジュエリーの影」もありますので、今回は何の加工もせず、はみ出したワックスを残すことにしました。
影を作ることは想像以上に難しい
普段、何気なく見ている影。
自分で望む方向に、望む濃さの影を作るのって意外と難しいということを、ご存じですか?
日中の日の光では柔らかな影しか作れない
今回の撮影、本来は昼間~夕方に行う予定でした。
晴れた日の夕方くらいなら、斜めに影ができていい感じの写真が撮れる、と思っていたんです。
これが全然、できないんです。
まず、晴れた日の夕方、屋内で影を作ろうとしても薄い。
以前の記事で紹介したこの影を見てもわかるように、日光では柔らかい影しかできません。
しかも、あっという間に太陽が沈むので、撮影できる時間が短い。
とても対応できませんでした。
影を作る道具は誰もが持っているあのライト
そこで次に考えたのが、暗闇の中で撮影する方法。
周囲が暗ければ、望む方向から光を当てて影を作ることができます。
問題は、光源を何にするか。
卓上照明は広範囲を照らしてしまうので、日光のような柔らかい影しかできません。
かといって、ペンライトでは光が弱すぎてうまく影を作れない。
何かもっと強い光でありながら、それほど広範囲に光が広がらないもの………
強い光を放って………
範囲を絞った光で………
そんな都合のいいものが………
!?
とても身近に、丁度良いものがありました。
スマホのバックライト。
たまに点灯していることに気づいていないサラリーマンのスーツポケットで、煌々と光っているあのライトです。
強さも範囲も丁度いい、このスマホのライトで影を作り出します。
こんな感じです ↑
(わかりやすいように、卓上照明を点灯した状態で撮影しています。本来周囲は真っ暗です)
影を作る光だけではダイヤモンドは光らない
無事に影もできたのですが、この状態ではダイヤモンドは真っ暗です。
何しろダイヤモンドに向けている光が、何もありませんので。
かといって、今回鏡を利用すると、せっかく作った影が台無しになる。
そのため、スマホの光を邪魔しないように、ダイヤモンドを輝かせる必要があります。
そこで登場するのが、ペンライト。
ダイヤモンドに光を当てて、輝かせます。
これで何とか、ダイヤモンドがキラキラ輝きました。
後は、毎度のことですが、撮って撮って撮りまくる。
ペンライトを動かしたり、角度を変えたり。
わずかな光の角度の差でダイヤモンドの煌めきが変わるので、連写機能も利用して、とにかく沢山撮影しました。
【写真No.23】 K18 ダイヤモンドリング 完成
今回のこだわりは、何といっても右に伸びる濃い影。
どうしても、この背後に伸びる影を撮りたかった。
それにしても、影を作るのって意外と難しいんですね。
もっと気軽に撮影できると思っていました。
ホワイトワックスも、撮影最後まで自立してくれました。
今回は米粒大の量しか使いませんでしたが、20分程の撮影は十分できました。
意外とこのリング、バランスが良いのかもしれませんね。
撮影商品&使用道具
撮影商品
- K18 ダイヤモンドリング
使用道具
- 四つ切白画用紙
- ペンライト
- スマホのライト
- ホワイトワックス
ホワイトワックスでリングを立たせたいのでしたら、こちらの商品がおすすめですよ。