お金をかけずに撮影するジュエリー写真

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【過去写真No.31】真珠ネックレスを夕日の下で美しく撮影したい

真珠写真を撮影すると、ついこの角度の写真を撮りたくなります。

いっぱい並べて、真珠の海を撮影。

贅沢な写真です。

 

付け加えると、私はこの光景を肉眼でただ見ているのも好きです。

真珠ネックレスがたくさん並ぶ光景は、本当にうっとりします。ずっと見ていられる。

実物を見ることが出来るのは、撮影者の特権ですね。

 

もちろん、ずっと眺めていられると言っても、同じ方向から見続けている訳ではありません。

見る角度を変えたり、方向を変えたり。

 

時間の経過も面白いです。

 

真珠は基本的には「直射日光が当たらない北窓」で見るのが良いのですが、テリの良い真珠は南窓で見ると強い輝きを放ちます。

 

南側の窓って、時間経過をすごく感じやすいですよね。

たっぷりの日差しも徐々に落ちてゆき、やがてオレンジ色の夕日に変化する。

やがて太陽の光が完全に無くなり、室内灯の光が優勢に。

 

そうしている間に、真珠も「ピカピカ」から「上品な輝き」に変化していきます。

この変化は本当に面白いです。

(注意:真珠を長時間直射日光(紫外線)に晒し続けるのは、よくありません。気を付けましょう)

 

この時間の変化を写真におさめたいと思うのですが、これがどうにも難しい。

とくに、日差しが強いタイミングでの撮影は本当に難しい。

日の高い間はもちろんですが、夕方の強い西日も問題が。

 

こちら、以前にも紹介した夕刻の真珠。

真珠のテリが分かりづらいですよね。

なんだか、真珠の柔らかさがなくなり、きついイメージになっています。

(まあ、この写真の場合、ライトを当てているせいでもありますが)

 

夕方のアンニュイなイメージと、柔らかな真珠の輝きを合わせたような写真にしたいのに、夕刻はどうにも上手くいきません。

ただの薄暗い写真になってしまいます。

 

しかも、夕刻撮影はもっと大きな問題もはらんでいます。

良い季節&よく晴れた日の夕方にしか撮影できない!!

 

日光・自然光での撮影って、本当に難しいですね。