こちらは、自然光で撮影した写真です。
販売用写真撮影について調べていると、よく目にする文言があります。
「自然光で撮影しましょう」
私も、賛成です。
自然光は、商品が”自然”に見えます。
でも、販売用写真では、自然光写真だけ撮影すれば良いとも思いません。
自然光には自然光の良いところがあり、撮影環境整った人工光の写真には別の良いところがあります。
要は、二つの写真を使い分けが重要なんだろうな。
今日はそんなお話です。
光源ギラギラ×加工しまくり写真は販売用に向かない
自然光写真の良いところは、「自然である」ことです。
販売用写真で重要なのは、「実物を手に取ってみているかのような写真」だと思います。
ネット販売は、どうしても買い手は購入するまで商品を手にすることが出来ません。
どんなに「美しい商品だ」と文章で書いても、実物を見てもらう時ほど感動は伝わらないです。
だから写真として用意するのは、手に取った感動を感じることが出来る写真。
つまり、自然な写真です。
「ボックスに入れて、光を当てまくって、加工した写真」ではダメだと思うのです。
出来るだけ、現実に近い色、輝き、見た目をした写真。
飾りのない、素直な写真。
その方が、買い手も実物を想像しやすいですよね。
しかも、販売用写真というのは、「いずれ誰かの手元に実物を届ける」ことを目的に撮影するものでもあります。
実物届けてガッカリされたら、売り手としては終わりでしょう?
同じ「写真と違う!」と思われるなら、「実物は写真以上に良かった!」って言われたいですよね。
なのに、「写真の方がずっと綺麗だった」と言われたら、販売用写真としては失敗じゃないかな?と思うのです。
自然光で撮影したら、余計な美化が加わらないので、商品そのものが伝わる写真に仕上がり易いですよね。
そういった意味で、自然光写真が良いと思うのです。
ボックスで撮影した写真も必要
ただし、販売用写真では、自然光写真だけを用意すれば良いわけでもありません。
ボックスで光を当てて撮影する写真も、一枚以上は必ず必要です。
(過度な加工はダメだと思いますが)
撮影環境が整った、人口の光の写真が必要な理由は、細部まで確認しやすいからです。
証明写真みたいな感じ?
人口の光で撮影した写真は、光で影を飛ばせるので、細部までくっきりと写ります。
写真を拡大すれば、画面上でも商品の造形を色々じっくりと確認できますよね。
繰り返しになりますが、ネットで購入する場合、買い手は実物を手に取ることができません。
だから、写真で商品の全体をきっちり表現したいですよね。
そのためには、自然光写真よりも人工光の写真の方が相応しいと思います。
ただし。
こちらも、光当て過ぎ加工しすぎはダメですよ。
あくまでも、実物に近い見た目になるように、「自然」に撮影する必要があります。
おすすめは、白背景で余計な小物はあまり置かないこと。
商品がちゃんと主役になるように、撮影しましょう。
自然光写真と人工光写真はどちらも必要
結局、自然光写真も人工光写真も、良いところがあるんです。
どちらか一方だけが良くて、もう一方は不要というわけじゃない。
自然光は、商品のニュアンスを伝えるのに良い撮影方法。
人工光は、商品の細部を伝えるのに良い撮影方法。
どちらの方法であっても、現物に近い色・輝きを表現するのは必須で。
要は、余計な光を当てたり、変な色に加工するのが良くないということなんじゃないかな?
そんな風に感じます。
これが、売れる商品写真の撮影方法!
そんな立派なことは言えませんが。
出来ることなら、お届けする商品が「写真以上に綺麗だった」と感動してもらえるように。
現物に近い自然な商品写真を用意することが、販売用写真では大切なのでしょうね。
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