お金をかけずに撮影するジュエリー写真

家にあるモノを駆使して美しい写真を撮影しよう!

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【写真No.14】ジュエリー写真といえば着用写真

今回は、ちょっといつもと違う写真です。

まずはご覧ください。

 

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恥ずかしながら、土台は私です(^^;

 

ジュエリーを撮影するなら、どうしても避けられない写真。

それは、こういったジュエリー着用写真です。

 着用写真は、仕事上どうしても必要な場合があります。

 

まさかモデルさん雇うわけにもいかないので、モデルは多くの場合は私です。

素材(人間の方の)が良くないので、正直苦手分野。

 

しかも、モデルとカメラマンが同一人物なので、とんでもなく大変。

今日はそんなお話です。

 

 

手の写真で使用した道具は、白箱、鏡、卓上照明、私

 

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手の場合は、普段と同じ配置です。

(下手な絵ですみません)

何も変わったことは、ありません。

 

強いて言うなら、(個人的願望により)出来るだけ手を綺麗に見せたいので、無駄な努力をしています

撮影前日の夜に、手に化粧水をつけて、ハンドクリーム塗って、保湿用手袋付けて寝ます。

普段はネイルをしないのですが、一生懸命ネイルバッファーで爪を磨くことも忘れてはいけません。

 

とは言え、ほとんど無駄です。

一晩では、手入れしたことない手はどうにもなりません。

ただ、私の気持ちは晴れます(笑)

 

 

あと、寒い時期は血色が悪くなるので、部屋は温かくしています

私は冷え性なので、手も出来るだけ温めてから撮影

これで準備は万端。

 

指が長く美しく見える角度を見つける

 

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撮影の前に、一つすることがあります。

それは、指が長く美しく見える角度を探すこと。

 

手モデルではない自分の手を利用しているので、多少は目を瞑るしかありません。

でも、可能な限り美しく見せたい!

そんな時は、手を真正面から撮影せずに、手の甲側から撮影すると指が長く見えます

あまり角度を付けすぎると肝心のジュエリーが美しく見えないので、丁度良い角度を探しましょう。

 

指は、気持ち丸める感じで、手の甲よりもちょっとだけ下げます

指を反らせて撮影している着用写真も多く見かけますが、反らすと指関節の皺が目立ってしまいます。

若く美しい手ならいいけれど、年を重ねると手も皺が増えるので、何だか美しくならないです。

そこで、手の関節皺を伸ばすためにも、指はわずかに丸めて反らさない形がおすすめ

 

手は人によっても全然違うので、いろいろな角度で試してください。

 

片手撮影で指がつる

 

手の角度が決まったら、いざ撮影です。

片手がモデルをしているので、当然もう一方の手だけで撮影をします。

 

ぶれないように、ピントを合わせて。

ジュエリーが綺麗に見える角度を探しながら。

三脚の利用も可能ですが、角度を変えて沢山撮影したいので、カメラの固定はしていません

 

するとこんな状態に。

 

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右手がプルプルすると、モデルしている左手もプルプルする。

肘をテーブルに付けて固定しても、シャッターの押し方が下手でピンボケる。

そうこうしているうちに、指がつる

 

一見何でもない着用写真は、裏方でこんな苦労をしています。

 

【写真No.14】ダイヤモンド一文字リング着用写真 完成

 

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この写真は、多少画像加工をしています。

手は意外とシミが多いので、見た目が多少は綺麗になるように消しました

モデルさんの手が如何に美しいか、よくわかりますね。

 

次回は、ネックレスを付けた上半身の撮影方法を解説します。

うすうす感づかれている方も、いらっしゃるでしょう。

上半身の撮影は、手の撮影とは比べ物にならない程の苦労が………

 

撮影商品&使用道具

撮影商品

 

  • Pt900 ダイヤモンド一文字リング(ハーフエタニティ) 

  

使用道具

 

  • 白箱
  • 卓上照明
  • 私