お金をかけずに撮影するジュエリー写真

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【過去写真No.30】大きな真珠を正面から撮影する問題

 

真珠を主に扱うジュエラーとして、いつも悩むのが、

 

大きい珠の真珠がついたリングって、どの角度から撮影するのが良いの!?

 

これは中々悩ましい問題。

例えば、上の写真。13mmくらいの南洋真珠が付いた、リングの写真です。

そう、ブローチではなくリングなんです。

リングの腕部分がほとんど写っていないので、「ブローチです」と言っても通用しそうですよね。

 

リングに仕立てた真珠は、約10mmを超えると(上の写真のように)真上から見たときに真珠の存在感が半端ないです。

手から零れ落ちそうな、大きな珠。

それが、大きな真珠の魅力ですよね。

 

けれど、写真になるとちょっと困ります。

当然のことですが、写真は立体ではありません。

だから上の写真のように上から見た写真だと、全体のイメージがつかみづらい。

 

そのため、一般的にはリングは斜め上の方向から撮影していますよね。

こういった感じ。

リングが最も魅力的に見える方向、と言い換えてもいいかもしれません。

 

でもね、真珠リングを作成する時は、真上に一番美しい面を持ってくるんです。

だって指にリングを嵌めた時、着けている人が一番目にするのは真上=頂点部分ですから。

 

だから、写真でも最も真珠が美しい方向を見てもらいたい!!

 

ああ、だから真上から撮影したのになぁ。

ブローチに見えるよねぇ…………