汚い手書き文字、恥ずかしい限りです。
お目汚し失礼いたしました。
5~6年前の、暑中見舞い写真撮影での一幕をとらえた写真。
この写真は、構図を考えている最中の写真です。
挨拶状には必ず文章を入れる部分が必要
暑中見舞いや年賀状の写真を撮影する時は、ただ美しくジュエリーを撮影すれば良いというわけではありません。
暑中お見舞い申し上げます
あけましておめでとうございます
挨拶状には、これらのあいさつ文が必ず記載されます。
それだけではありません。
「お変わりはありませんか」や「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます」という文字も入れます。
年号だって、入れます。
だから、挨拶状の写真を撮影する際は、文字を入れる場所を考えて撮影しなくてはいけないのです。
文章を入れる箇所が必要なことを忘れがち
挨拶状に文章が入ることは、当たり前ですよね。
なのに、写真撮影に没頭すると、当たり前のことですら、つい忘れてしまいます。
何枚も何枚も撮影し、自分が思っていた以上に良い仕上がりの写真が出来上がる。
ところが、いざ文字入れをする段階になったら、字を入れるスペースがない!!
このような事態は、よく起こることです。
挨拶状を撮影したら毎回、文字入れが出来なくて捨てられる写真が数枚あります。
笑えませんよね。本当に。
そんな残念な事態を引き起こす前に、あらかじめ撮影しておくのがこの写真です。
文字を入れるスペース、文字とジュエリーの位置関係を探るための一枚。
もちろん、こんなにもデカデカと文字は入れません。
「暑中お見舞い申し上げます」と書いている位置は、単なる「文字のためのスペース」です。
中央に文字を配置した場合の構図を、試していたのでしょう。
でも何で手書き、それも筆ペンなんだろう?
おそらく、写真撮影が盛り上がってきた時に、この写真を撮影したのでしょうね。
全然字が上手くないのに、無理して流暢に書こうとしているのが見え見えです。
「中」の縦棒、完全に震えていますね。
前回の暑中見舞い用写真がボツな理由は文字の問題
前回紹介した、「今年の暑中見舞い用写真」がボツとなったもう一つの理由が、この文字入れの問題でした。
文字を入れたときに、どうしても全体のバランスが悪いのです。
(現状では正方形にトリミングしていますが、実際の写真はもう少し上下があります)
文字の大きさと、ジュエリーの大きさ。
更には全体のバランス。
もちろん、美しい写真であること。
挨拶状撮影では、様々なことに意識を向けなくてはいけないのです。