自分でも驚くほど当たり前のことを言いますが。
ネットで物を売る際の商品写真って、私が売る商品の写真なんですよね。
本当に、当たり前すぎて意味不明です。
でも、これはかなり大切なことだと、改めて感じています。
商品写真は、販売する商品。
これを失念していてたら、商品写真迷子になることに気が付きました。
「あなたは何を売りたいのですか?」という自問
私が売りたいのは、「高品質な真珠」です。
一目見れば惚れるような、本当の真珠。
世の中には、「良い真珠」が溢れてます。
特に「ハナダマ」とかいうよくわからない価値基準が広がってからは、良い真珠のハードルが驚くほど下がりました。
ハナダマ鑑定ついていたら良いモノ、ピンクを感じたら良いモノって思っていませんか?
正直、皆さん騙されていますよ。売る方も、買う方もね。
鑑定書が付いてるからって、何なの? どこが良い品質の真珠なの? と思う「高品質真珠」がほとんど。
本当の真珠の美しさは、基準を決めて杓子定規ではかれるようなものじゃないと思うんです。
マキが〇〇だから良い、テリが〇〇だから良い、確かにそうかもしれません。
でもマキが厚いから必ず良いわけじゃないし、真珠が育った環境によっても仕上がりは違う。
英虞の内海で育った「上品お嬢様」と、長崎の荒波にもまれた「じゃじゃ馬美人」。
どっちにも良い所と悪い所があって当然じゃないですか。
それを一律の「価値観」で良しあし決めれるのでしょうか?
何なのハナダマ鑑定って!
という、一連の文句(?)は置いておいて。
要は、私は「鑑定書が付いてる真珠」が売りたいわけじゃなく、「本当に良い真珠をより沢山の人に知ってもらいたい」というのが目的。
本当に綺麗な真珠は、奥深くて慎み深くて、それでいて芯から輝く素晴らしいモノです。
一度でいいから、見てください。
美しい真珠を。
そして、一人でも多くの人が真珠沼にハマって欲しい!
「売りたいものは何か」が商品写真に必要なもの
美しい真珠を売りたいのだから、商品写真は「美しい真珠」でなくてはいけません。
だって、そこが一番伝えたい場所だから。
例えば。
素材の品質を見て欲しいなら、それが分かるような写真を用意するのが当然。
でも、素材の品質よりもデザインを見て欲しいなら、デザインがより良く見える写真が必要。
つけ心地を伝えたいなら、着画を中心にするとか。
このように、自分の「売りたいもの」が何なのかをよく考えて、それが伝わるような写真を商品写真に起用するのが大切なんだな、と感じています。
もちろん、写真で品質を伝えるのはとても難しいです。
特に、真珠の様な複雑な輝きを持つ素材は、本当に伝えにくい。
何度も何度も撮影して、でも納得できないことが多いです。
それでも、私が売りたい、伝えたい部分は「品質」。
沼にハマれるほど、美しい真珠。
それが伝わるように、今日も商品写真の研鑽に励みます。
商品写真を決めるならまず商品の「売り」を理解すること
販売用の商品写真は、本当に難しいです。
今までのように、ただ自分の好みのままに「綺麗に」撮ろうとするだけじゃダメ。
写真で「伝えたいこと」を伝える必要があります。
そもそも、「写真の撮り方」以前の話です。
光の当て方とか、撮影ボックスとか、センスとか、そんなものよりも先に考えなくてはいけないことです。
その商品の売りって、何ですか?
写真で、それが伝わりますか?
とか偉そうなことを言っていますが、私にはネット販売の実績がほとんどないので、全く説得力はないかもしれません。
でも、とりあえず今現在行きついているのは、この結論です。
綺麗な真珠を撮影!
結論出たので、次は撮り方を勉強します。
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