写真の構図、というか、撮影方法を考える際に、雑誌を参考にすることがあります。
特に、婦人画報などの女性誌には、一流ブランドの一点ものジュエリー写真が掲載されているので、とても刺激を受けます。
更に、雑誌でこういう特集が組まれていると、すぐにでもジュエリー写真を撮影したくなる。
掲載されている写真を真似て、美しいジュエリー写真を撮影したい!
もちろん、カメラに疎い私では、雑誌に掲載されているような撮影は難しいです。
プロの写真は、ライティングや細かいカメラ設定など、様々なプロの技が結集しています。
コンデジで独学の私では、そう簡単に真似ることはできません。
でも、一つだけ、こんな私でも簡単に真似できることがあるんです。
それは、ジュエリーを撮影する角度や、写真の構図。
特にジュエリーをどの方向から撮影するのか、という点に関しては、写真を見るだけで真似ることができます。
私の知恵では思いつかないような、面白い撮影角度。
上品に見える、構図。
そんなプロのお知恵を拝借することで、マンネリだった自分の撮影方法からの脱却を目指す。
そんな大それたことを期待して、雑誌に掲載されていたジュエリーの撮影角度を真似た結果が、これです。
ジュエリーの一部を、至近距離から撮影する。
それも、メインとなる宝石(この場合は真珠ですね)をクローズアップする角度で。
ある雑誌で見た、ジュエリーの撮影角度。
これは面白い写真が撮れそうだな、と期待したのですが……………
カメラレンズが真珠に映り込んで、真珠が目のように見える。
しかも何の写真なのか、いまいち良くわからない。
これは、美しいジュエリー写真なのかな?
その後も、何度か超至近距離の撮影にチャレンジしました。
でもやっぱり、どこかパッとしない出来になることが多いです。
結局いまだにこの角度での撮影にチャレンジしていますが、満足いく結果には至っていないです。
プロはやっぱり、プロなんですね。
角度や構図も、ただ真似るだけでは上手くいかない。
何をどのように真似れば良いか、それを見つけることが大切なんだと思います。
写真って、奥深いですね。