クリーマ用写真をいくつか撮影して、当たり前と言えば当たり前のことに気が付きました。
サムネイルって、重要ですね。
何万点というアイテムが出品されているクリーマ。
明確に探しものが決まっている人は別として、「ネックレス」とか「ピアス」といった大まかなくくりで検索する人は、サムネイルの印象で商品を選ぶのでは?と感じます。
実際、自分が検索する時も、写真の印象でクリックする/しないを決めています。
だからこそ重要なのは、一枚目の写真。つまり、サムネイル。
ではどのような写真が一枚目に相応しいか。
これを検証してみたいと思います。
1・サムネイルにおしゃれな写真・ハイランクな写真を使用する
これは良い案ですが、私にはおしゃれな写真・ハイランクな写真を用意することは出来ません。
おしゃれで上質な写真を用意するなら、絶対に必要なものが2つあります。
それは、「一眼レフやきちんとした撮影機材を持っていること」と「静物写真の撮影に慣れている(写真のセンスがある)こと」。
クリーマには、既にプロ級の写真が溢れています。
カメラ素人でもわかる、機材が整った環境で撮影された一眼レフの美しい写真&見事な構図の写真。
機材は一流でなくても、センスが良くて作品を上手に魅せている写真。
販売用写真の新参者で、しかもコンデジ&手作り撮影セットの私では、残念ながらこれらの素晴らしいには、まだまだ太刀打ちできません。
そもそも、クリーマには「既に素晴らしい写真が溢れている」んです。
そこに一枚二枚素晴らしい写真が増えて、果たしてその写真は購入者の目に留まるでしょうか?
おしゃれな写真をサムネイルに使うこと自体は、良いと思います。
というか、上質な写真を撮れるように努力する必要はあります。
でも駆け出しの私にとっては、写真の質で勝負するのは難しいのではないかな。
とりあえず、サムネイルにおしゃれでハイランクな写真を用意するには、まだまだ努力が必要なようです。
2・サムネイルにシンプルな写真を使用する
おしゃれな写真撮影に自信がないなら、とにかくシンプルに仕上げるのが良いのでは?
小物などは使わず、白背景に作品だけを中央に置いた写真とか。
私が現在出している作品写真は、このタイプが一番多いと思います。
とにかくシンプル。
背景は白。
撮影小物を使用する場合も、出来るだけ白。
でもこれはこれで、難しい点がありました。
それは、「背景が白くならない」。
私の写真は白背景で撮影していますが、実際には光の加減やホワイトバランスの加減で背景が真っ白にはなっていません。
真珠の色味を重視すると、どうしても背景が暗くなったり、青味(赤味)を帯びたりします。
つまり、白背景なのに白じゃないので、作品が美しく見えないことがあります。
特に写真が暗くなると、他の作家さんの作品と並んだ時に淀んで見えるので、印象が悪くなります。
シンプル写真は私好みですが、やはりシンプルな写真であっても、写真撮影の練習は必要だと痛感しました。
3・サムネイルに着用写真を使用する
本当は、着用写真をもっと撮影したいのですが。
何しろ一人で運営しているもので、「モデル:私、撮影者:私」ではロクな写真が撮れません。
このような美しいモデル様が常に身近にいればよいですが、私の傍にいるモデル様様はランドセルを背負って学校に行っているので、無理強いは却下。
モデル様様様がとってもノリノリになって下さった場合にのみ、御耳や御首、御髪をお借りしています。
そんな生身のモデルが多様出来ないなら、紙のモデルを起用すればいい!
と思うでしょう?
ところが、これにも大きな問題が。
着画作成キットが普及しすぎて、他所様の写真と同じ写真になる!
いつのまにやらあちこち普及してしまった、着画作成キット。
最近、この女性の横顔をあちこちで見るようになりました。
つまり、このキットを使ってもオリジナリティがなさ過ぎて、サムネイルに相応しくない写真になってしまうんですよね。
着用画像は、一枚目でなくても必要です。
でも、一枚目に持ってくる着用画像は、やはり生身の人間が良いんですよね。
ただ、この紙のモデルは確かに使いやすいので、多分今後も使用すると思います。
回答:サムネイルに相応しいのはどれ?
紹介した3つのサムネイル用写真。
どれが最もサムネイルに相応しいのでしょうか?
正解は、どれも相応しくて、どれも相応しくない。
クリーマには日々沢山の作品が出品されるので、自分の作品写真が他の作家さんの写真の隣に配置されます。
そんな場所で目立つ写真に仕上げるには、「おしゃれ」でも「シンプル」でも「着画」でもなく、もっと単純。
隣り合う写真と違う印象を持った写真。
おしゃれな写真に囲まれているなら、シンプルな写真が目立ちますよね。
シンプルな写真に囲まれていたら、着画が目立つ。
要は、自分の作品が目立つことが目的なのだから、周囲の写真と違う写真を用意しないといけないのでは?
ただ、実際自分の作品の周囲にどのような写真が来るのか見当もつきませんし、目立つことを狙って写真を用意するのは無理。
そこで考えたのは、自分の色を出した写真をつくる事。
とはいえ、プロカメラマンでもあるまいし、写真に個性を乗せるなんて中々できることじゃないですよね。
ならどうすればいいか?
そうだ。ブランドロゴをサムネイルに貼り付けよう!
とっても手軽で、他の写真と差別化が出来て、お店のことも覚えてもらえる(かも)!
今はこの結論に辿り着いているのですが、正直現時点では私の作品写真のどこにもブランドロゴなどついていません。
何故なら、この結論自体が、今ブログを書きながら至った結論だから!
リアルタイムで考えていく、売れる写真の撮影方法。
第一回の結論は、「サムネイルにはお店のロゴを入れるべし!」
効果の程は、またご報告いたします。
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