ジュエリーの写真の撮り始めの頃は、とりあえずいろいろな場所・モノにジュエリーを置いて撮影していました。
この写真は、その当時のものです。
見ての通り、何かの雑誌? ポストカード? の上に真珠とブローチを置いて撮影しただけ。
面白い写真になるかな? と試みたのでしょうが、結局大して面白くもならなかった。
真珠の映り込みに関しても、全く意識していなかった頃ですね。
うっすら私が映ってる。
自宅にあるものを駆使してあれやこれやと試すと言っても、初めの頃はこんなものでした。
カレンダーの写真の上にジュエリー置いたり、雑誌の上にジュエリー置いたり、洋服の上にジュエリー置いたり、お皿の上にジュエリー置いたり…………
あれ? 今とあまり変わってない?
↑ 洋服の上
↑ お皿の上
こうして見て見ると、私、進化してないかもしれません。
とにかく。
素晴らしいアイディアが次々あればよいのですが、私は大したセンスも持ち合わせていないので、手あたり次第でやっていました。
最高のアイディアだ! と思った写真も、後で見返したらジュエリーが美しく写っていないことも、多々ありました。
何度も繰りかえして、その中で最良を見つける。
そんな風にいうと格好は付きますが、実際のところ「数打って当てている」だけなんですよね。
今までこんな感じで写真を撮影してきたので、今でもとにかく数を打つ方法に頼っています。
(当たっているかどうかは別としてね)
昔のイマイチな写真を見たり、今の没写真を見ると、つくづく思います。
アイディアがどんどん湧く泉が、頭の中にあればいいのになぁ。
でも、まぁ。
思いはしますが、私は今日も数を打つ方法でジュエリーを撮影しているんです。